スピン・エレクトロニクスグループ
マグノニクス

ナノ構造磁性材料や磁気現象などのスピン工学分野を中核にして、光や高周波電磁界、超音波や熱、電子伝導などとの協調現象を巧みに利用した基礎から応用にわたる研究を行っています。

3次元磁性フォトニック結晶

 本研究室では、3次元フォトニック結晶を容易に作成できる自己組織化法を用いています。 3次元フォトニック結晶は、

  • 全方向の光を通さない完全フォトニックバンドギャップを発現する
  • 入射光の角度によって、透過率の谷であるフォトニックバンドギャップの現れる波長が変化する

 という特徴を持っています。これと磁性体を組み合 わせることで、3次元磁性フォトニック結晶(3D MPC)が作成できます。 3次元磁性フォトニック結晶は、

  • 広い波長帯域でのファラデー効果の増大する
  • 全方向の光に対して、磁気光学効果を生じる
Fig. 1 3次元フォトニック結晶であるオパール積層膜の断面写真。 オパール球が最密構造を取っていることが確認できる。直径はおよそ300nm程です。
Fig. 2 3次元フォトニック結晶のの透過率スペクトル。入射光の角 度を変化させることでバンドギャップのシフトが確認できます。